STREET
ZUMIK MUSICの曲解説2曲目です。
------------------------------
STREET
これは、私が大学での最後の年に書いた曲です。うちの大学は卒業する時に「卒業リサイタル」をしなくてはいけなくて、その時に初演しました。
当時、トランペットとパーカッションと二十五絃箏で何回かストリートミュージシャンをやりまして。ボストンの観光スポットで。で、そのメンバーで演奏するために作ったから「STREET」。
つい最近までは「Pin Pon Pan」ていう副題も付いてたんですが、さすがに止めました。昔あった「ピンポンパン」という子供向け番組と何か関連があるかと思われるんですが、全く関係無し。曲中のある部分のフレーズがピンポンパンって言ってる感じのところがあったので、よくリハ中に「んじゃもいっかいピンポンパンから」って言っていて、で「Pin Pon Pan」。
私自身はこういう意味もなくくだらないのが好きなんですが、ちょっともういい加減やめとこうと思って「STREET」に改めました。
曲は、中間のアップテンポなところ、リズムに気合い入れたの覚えてます。
この頃から変拍子好きですね(笑)
7/5→3/4→7/5→4/4→8/5みたいな・・・。どこか分かります?
あ、あと、最初と最後もメロディー的には同じなんですが、最初は4/4で最後は3/4になる、っていうとこもさりげなくややこしくて気に入ってます。
初演したときはフリューゲルホーンといって、トランペットよりまろやかな音が出る楽器と二十五絃箏・パーカッション(ドラムセットだったかな?)の編成でやりました。その後ヴィブラフォンとやったり尺八とやったり。それぞれ個性があって楽しいんですが、CDには石崎陽子さんにヴィブラフォンをお願いしました。
ヴィブラフォンもマリンバも、マレット(鍵盤をたたくやつ)によって色々と音色が変わるんです。柔らかいのだと柔らかい音が出たり。レコーディングの時、私は全面的に陽子さんにお任せしてたんですが、きっと箏に合うようなマレットを選んでくれたんだと思います。感謝!
------------------------------
次回は「時ーときー」です。
| 固定リンク
「曲のこと」カテゴリの記事
- 曲完成!(2009.03.12)
- 便利になったもんです(2009.03.05)
- 松のひびき(2007.06.20)
- flow(2007.06.19)
- ぱらぽー(2007.06.17)
「レコーディング」カテゴリの記事
「ZUMIK MUSIC」カテゴリの記事
- iTunes Store(2011.06.02)
- 松のひびき(2007.06.20)
- flow(2007.06.19)
- ぱらぽー(2007.06.17)
- もうひとつの秋(2007.06.15)