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2007年7月30日 (月)

昨日の日曜日は、母が主宰する松の実會のゆかた会でした。
夏なので皆でゆかたを着てのおさらい会です。
私はいつもの如く、離れた部屋でひたすら調絃(チューニング)の係でしたが・・・。

その時に、琴光堂さんのきい君に糸締めをしてもらいました。
箏は13本の糸が張ってあるんですが、その糸を張る(締める)のが難しいんです。均等にしないとダメだし、個々に好みはありますが、ユルユルに締めても良い音はしないし。技も力も必要で本当に難しいのです。

で、きい君の仕事中に写真を撮らせてもらっちゃいました。
何しろ早業なので、シャッターチャンス!と思ってから押しても遅い(笑)
だからと言って「ちょっとそこでストップ!」というわけにもいかない。
その割には良い写真が撮れたと思うのですが・・・。

Itosime1
楽器の右側から伸ばしてきた糸を左手で持ってる締め棒に巻き付けて、てこの原理を使ってグーーーッと糸を引っ張ってます。で、右手で他の糸と同じ張り具合かどうかをチェックしてる図。

Itosime2
締めた糸を手前に持ってきてる図。私のようにヘタな人は、ここで糸が緩んで失敗に終わる。

Itosime3
最後の仕上げに他の糸とまとめて輪を作っている図。これも簡単なようでいて美しく仕上げるには難しいのです。

この写真では、いかに糸締めが難しいかがよく分からないと思いますが、本当に大変なんです。今は糸も丈夫なものになって、そうそう切れたりはしませんが、締め具合によっても弾きやすさも音色も変わってくるし、とても重要な技です。
今回モデルになってくれた琴光堂さんのきい君、どうもありがとうございました。

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