爪を作る
世の中は連休ですが、特に関係もなく・・・。
今日は、上越の中嶋和楽器店の中嶋さんご夫妻がいらして、母と4人で琴爪作り。中嶋さんにちょっと削ってもらっては試し弾きをしている母に対し、私は二十五絃箏用の爪を作りました。
ちなみに「琴爪」とは、箏を弾くときに右手の親指・人差し指・中指にはめるピックのようなものです。象牙で出来ていて半永久的に使える(古くはなるけど)爪の部分と、爪皮(消耗品)をくっつけて出来上がり。簡単なようでいて、作り具合によっては微妙に弾きやすさが違ってくるので大事な作業です。
今日は、写真付きでその過程をご説明。
※つける場所は、爪の方だったり皮の方だったり、個人の好みによりけりです。私はなんとなく爪派。
それと、ボンドじゃない人もいるので、それも好み。
超簡単な説明でしたが、大まかにはこんな感じです。
ちなみに、この四角い爪は「生田流」の爪です。先が丸い「山田流」の爪もあります。
最後に、中嶋和楽器店の中嶋さんです!
本当にお世話になってます。
こっちが心配するほど商売っ気が無くて大らかな中嶋さんと、いつもニコニコで中嶋さんをいい感じにフォローしてる奥様の明美さん。良いご夫婦なのです。
これからも、よろしくお願いします。
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